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June 02, 2009

劔岳 点の記

劔岳 点の記

試写会で見てきました。出演者も豪華で、内容も面白そうだし・・・。

 結果、期待以上に良い作品でした。明治時代に地図作成の目的で、軍部の命令で前人未到達の「劔岳(死の山とも言われている)」登頂を余儀なくされた文官と、彼を山に導く村の案内役の挑戦が描かれています。ライバルの山岳同好会(お金持ちで、最新の登山器具持参)なんかも現れて、どちらが先に登頂に成功するんだろう?と、最後まで面白く見れました。

 なんと言っても、圧倒的な映像美が素晴らしかったです。CGらしき痕跡はないのに、迫力ある自然の脅威が撮影されていました。ある意味、自然が主役とも言える映像の中に、人間の機微がやや抑え目に描かれ、そこもまた良かった。古き日の日本人の姿がありました。今や世界に誇る日本の技術はこの日本人魂が脈々と受け継がれているという事だろうな~と思わせられる内容でした。

 おくりびとに継いで海外でも良い評価を得るといいな~と思う。元キャメラマンだった木村監督の渾身の作品です。監督のこれまでの作品履歴を見て、映像がダイナミックで美しい事に納得しました。

http://www.tsurugidake.jp/(公式サイト)

http://www.tsurugidake.jp/blog/(公式ブログ)

作り手が苦労しているものは、やっぱり面白いです。

<公式ブログから抜粋>

さて、早速ですが、皆さんは日本地図最後の空白地点はどこだったか、ご存知でしょうか??
日本最高の富士山??険しい山の代表格槍ヶ岳??
答えは富山県にある「劔岳」。この山こそが日本地図最後の空白地点でした。
あの弘法大師が草鞋3000足を使っても登頂できなかったという逸話が残るほど険しく、21世紀となった今でも難関中の難関と言われている山です。

この映画「劔岳 点の記」は明治40年、その険しさ・神秘さから未踏峰と云われた劔岳に日本地図完成のために実際に挑んだ柴崎芳太郎を始めとする測量隊7人の真実の物語です。

そして、作り物でない本物の自然と人間を織り込んだ本物の映像を切り取るため撮影は前代未聞の過酷なものとなりました。木村大作監督自身が「これは撮影ではない。“苦行”である」と称するほど・・・。
撮影日数200日以上を費やし、標高3000メートル最低体感温度が氷点下40℃超の劔岳・立山連峰でのロケーションを敢行。
出演するのは日本のみならず世界で活躍する超豪華実力派キャスト。にもかかわらず、キャスト自身も撮影中はスタッフと共に山小屋+テント共同生活を行い、さらには20キロ近い荷物を背負い(スタッフにいたっては40キロの機材を背負う・・・)、撮影現場まで徒歩で移動(最長9時間歩き続ける・・・)を行う日々。

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