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March 28, 2009

ドン・ジュアン(イタリア語ではドン・ファン) ミュージカル鑑賞In韓国

2月に韓国に行ったときに、念願のミュージカルを鑑賞。

韓国でも日本と同じように、ミュージカル・演劇などの上演はかなり盛ん。オリジナル作品も結構多い。

この「ドン・ジュアン」はフランス産のミュージカルで、全編がほぼ歌で進行していく形式で「モーツアルト」に近いものがあると思った。でも、決定的に違うのは、オリジナルキャスト(スペイン人)が客演しているということ。韓国人は主に歌のパートを。スペイン人はオリジナルどおりと思われる素晴らしい踊りを披露している。ドン・ファンの話だから、当然フラメンコチックな激しいダンスあり。オリジナルキャストだからこその迫力と熟練度。そして韓国人は民族的に歌が上手い人が多いので、非常に満足した舞台だった。

 正直、韓国のミュージカルは日本のミュージカルと同じくらいの金額でチケットが販売されている。韓国の方が、全体的な物価が安いことを考えると、韓国人にとって、ミュージカルのチケットはかなり高いのではないだろうか。それでも、このミュージカルは、私が見に行った日はほぼ満席だった。結構若い男の子の姿も多かったし。・・・もしかしたら、テレビドラマでブレイクした若手俳優(チュ・ジフン)が主演を努めていたせい?? 歌も踊りも、彼には悪いけど「全然上手そうに思えない彼が、どうしてこのミュージカルに出演するのか?」って事が私の最大の関心ごとになって、このミュージカルが余計に見たかったのだけど、不安をよそに、彼はきちんとやるべきことを、周囲の足を引っ張らない程度にきっちりとこなしていたのだった。正直、踊りに関しては「もっと基本から叩き込んで習熟して欲しい」と感じたけど、歌と演技に関しては、合格点があげられると思った。ちょっとビックリした。

 

 ドン・ジュアンに関しては、かなり良い作品で、メチャクチャ楽しめたので「行って良かったな~」と思った。台詞とか殆ど理解していない割りに、流れは掴めたように思うし。男前で、剣の腕もたち、貴族の家柄で、当然のごとく女にもモテモテのドン・ジュアン。付き合う女には事欠かなかったけど、誰かを真剣に好きになった事は無くて、かなり傲慢で投げやりな日々。そんな彼が、ある日、彫刻家のマリアに出会い、稲妻に打たれたみたいな恋に落ちる。だけど彼女には婚約者が居て・・・。みたいな話で。愛とは何ぞや、って事が初めてわかったその時に、彼はそれを手に入れる事が無く死んでいく・・・というような悲劇的な話だった(と思う)。

 楽曲も良かっただけに、内容を確認したい事もあって、ぜひ日本でも上演して欲しい。劇団四季はウエストエンド、帝国劇場はウィーンものやイギリスものが多くて、なんかいい加減、まったく別のテイストが欲しいな~って思うし。

 このミュージカルに出演していた、ドン・ジュアンのお父さん役の人が「映画は映画だ」のヤクザの親分を演じている人だと、さっき急に気づく。映画を見ていて「どこかで見覚えのある顔・・・」って気になっていたのでパンフレットで名前を確認。やっぱりそうだった。

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March 24, 2009

李明博自伝「英雄時代」の前に

 イ・ミョンバク自伝を読んだ。誰もが知る通り、明博氏は、大財閥となった現代を辞して、ソウル市長になり、その後大統領になった人物。現代を巨大企業へと成長させた最大の功労者でもある。

 時代を切り拓いた人の話だけあってかなり面白い。男版おしんを地で行く感じ。赤貧の時代を耐え、生き抜き、決してあきらめずに、希望を失わない生き方は、一読の価値がある。

 苦労人であったけれども、額に汗して努力すればそれが報われる時代の雰囲気も伝わってきた。試行錯誤の末新規ビジネスにも果敢にチャレンジして、次々に振りかぶってくる困難や苦境も自力で乗り越えるしか無かった事が淡々と綴られている。自慢や自我自賛は文面からは排除されているので読んでいても嫌味がない。また、政治に関する生々しい事件も触れられているけれども、変に感情的になる事がない分読みやすい。明博氏は、マニュアルや生き方のお手本をハウツー本などからラクに入手でき、人の知恵を手軽に借りる事が出来る時代の「やりがい」とは比べ物にならない程の「苦労」と「喜び」を知っている人かもしれない。しかし、この人は何でこんなに強いんだろうね~、と感心した。

 「英雄時代」というドラマは現代とサムスンの創始者がモデルになっているドラマ。自伝を読んだら「絶対に見なくちゃ」という気になった。

 今、途中まで見始めたけれども、想像以上に面白くてかなりはまっている。

 

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March 18, 2009

「Yesマン!」 見てきました

ジムキャリー主演の「Yesマン!」見てきました。

 奥さんと離婚したのが原因かどうか・・・わからないけど、とにかくどんな時でも大体「No」の態度を貫いていたネガティブな男カールが、そんな彼を見かねた友人に無理やり連れて行かれた自己啓発セミナー「Yesの会」で無理やり「これからは何でもYesという」と誓約させられて、人生が一変する。

 ジムキャリーの演技はもちろんだけど、自己啓発セミナーのカリスマ講師、テレンスがめちゃくちゃいい味を出していた。存在感抜群で、まさにカリスマそのもの!しかも、名前そのまま出てるし。テレンススタンプ。

 あの啓発セミナーの映像見てたら、自分まで影響がジワジワと。何かあったら「Yes」って言ってみようか・・・という気になって来るから不思議。結構ハチャメチャなエピソードも盛り込まれてるけど、見終わって良い気分になる映画でした。

 「Yes」って言う事で運気が上昇するなら、なるべく「Yes!」って言いたいものです。「Yes! you can!」っていい言葉かも。ネガっ子よりポジっ子で行きたいと思います・・・。

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March 16, 2009

エリック・ロメールの「アストンとセラドン 我が至上の愛」

 最後の巨匠との呼び名の高いエリック・ロメールの映画を見てきた。ポスターが神話絵画のような美しさだったんで・・・と思ったら、映画は最新の技術など何も使ってないような、素朴な作り。「限りなく低予算だなぁ~」っていうのが最初の印象。特に風光明媚な場所が出てくるわけでもないんだけど、小鳥のさえずり「チーチチチチ」とかいうのが良いBGMになっていて、肩肘張らずに見れる映画でした。

 お話としては、アストンという羊飼い(お家柄は良いらしい)とセラドンは互いに想い合う恋人なんだけど、ちょっとしたすれ違いが原因で、大喧嘩の末、セラドンはアストンに「私の前に二度と現れないで!」と啖呵を切る。アストンは大大大ショックで、川に身を投げるが、川下で神父一家に助けられる。生きているんだし、会いたいんだからセラドンに会いに行けばいいのに、ずーっとウジウジしていて「いや、彼女が僕を許さない限り、彼女の前に現れるわけにはいかない」とか言っちゃって、すっかり穴倉ニート生活。

 見かねた神父が彼らを仲直りさせるために、手を貸すのだが・・・。

あまりにも傷つきやすいアストンに周囲が振り回されて、まったく~、って感じで。そこがアストンの持ち味といえば持ち味なんだけど・・・。アストンはフランス的美形な人でした。そして、この人が5月に見ようと思っている韓国映画「アンティーク」にフランス人シェフ役で出ているらしい、というのがわかったんで、アンティークを見る別の楽しみが・・・。

 ロメールの映画、興味が深まったんで、また何かの機会に別の作品を見てみたいと思う。

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