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February 28, 2008

最近読んだ面白い本

 ドラマや映画、芝居など、面白いものに出会うと、そこから監督シリーズ、俳優シリーズ、関連する話に派生して見る事が多い。本もまたそんな感じで。

 太王四神記のテーマ曲を作曲している作曲家の久石譲氏に興味を持ったので、氏の「感動を作れますか」という本を読んだ。次に、久石さんが影響を受けたと名前のあった「茂木健一郎氏の本」を読んで、それに関連する書籍を読んだところ、そこには「西岡常一『木のこころ、天・地・人』」を絶賛するくだりがあったので、今度はそれを読んでみた。西岡氏は法隆寺に生涯を捧げた宮大工です。絶賛されていた通り、すごく良い内容だった。で、その本に書評を載せていた糸井重里氏が「幸田露伴の『五重塔』」を是非読んで欲しい、と奨めていたので、素直にその本を読んでみた。最初は「イマドキ使わなくなった日本語」のオンパレードで意味がよくわからなかったんだけど、ちょっと我慢して読み進むと話はわかりやすいし、出てくるキャラクターも面白く、歌舞伎の新派を見ているような感じで結構面白かった。講談って言った方がもっとピンとくるかも。。。一人芝居、というか、一人語りなんかでいつか誰か演じてくれないものだろうか、と思う。明治とか大正の作品だから、そんなに昔の事ではないにも関わらず、今この文体で文章を書ける人はいないだろうな~、と思う。文化の進化(退化?)のスピードはいつの時代もすごい!って事を実感。

 他には、チュモンを見たら、コレは?と奨められた、田村由美の漫画『BASARA(バサラ)』とか。少女漫画なんだけど、日本の近未来?の話で、SF風戦国時代劇といった感じで漫画ならではの創造性に富んだ作品だった。あとは、幻冬舎の創業者である見城徹氏の「編集者という病」とか。出版をスクープメディアにしたい、という執念で仕事をしているみたいで、なかなか刺激的な内容だった。

期待しているのは「整理術」(佐藤可士和)の本。今売れっ子のデザイナー(プロデューサー?)の思考回路に興味があるので楽しみ。

 私が、本を読んだり、何か見たり、ってのに時間をかけるのは・・・。一斉を風靡したり、ロングセラーで世間から評価されているものには、それだけの理由がある事が多いので。「何がそんなに(いいの?)?!」って事を自分の五感で実感したい、という事が大きいかも。。。特に共同作業の場合は、必要不可欠な諸条件が揃ってこそなので、関わった人の数と時間の分だけ感動もひときわ大きいのです・・・。

 んでもって、感動の理由について勝手に「あーでもない、こーでもない」と考えるのが楽しい。。。

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Comments

読書家グルメリアさんならではの充実したレビューですね。久石さんから始まって、どんどんそこから広がって行くのもいいなあ。知的連鎖みたいな(笑)面白かった本の著者などが薦めているものとかも、また気になっちゃうんだよね。私的には幻冬舎の編集者のやつが気になりました♪刺激的な
内容でぼーっとした脳みそ覚ましたい!自分の五感で感じたい。そうやってグルメリアさんの引き出しが増えて行くんですね☆

Posted by: ゆっき~ | March 05, 2008 at 11:56 PM

ゆっきーさん、幻冬舎の編集者の本は、筆者との秘話みたいなのが出ていて面白かったです。人をあっと言わせる本は”執念”から生み出されているようでした。
もともと気が多いので、本の読み方にもそれが現れているかも・・・ ^^;
引き出しに増えていけばいいのですが、読んだ側から忘れていくグルメリアです。情けなや~。

Posted by: グルメリア | March 25, 2008 at 02:49 PM

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