October 30, 2009

ソフィーの復讐 中国映画

 来年の1月9日に上映予定の「ソフィーの復讐」特別試写会を見てきた。

 実は既に見ているのだけど、中国語のために全く細かい部分がわかっていなかった。今回字幕付きを見て、スッキリ。中国語で見たときは「イマイチ・・・」だったけど、訳文付きで見たら「案外面白いじゃん!」と一変。台詞というものは重要なのでした。

 目的はソ・ジソブの舞台挨拶があったから・・・だけど、肝心のジソブは大していい役ではなかった。プレイボーイで振った元カノに戻ろうとするんだけど、最後の最後にはフラれるし。後半は台湾俳優のピーター・ホーが滋味のある役どころで、美味しいところを持っていくって感じ。台湾にも見守る優しい男はいたのか!!!って感じで。顔は好みが分かれそうだけど、背は高いし、ガタイもなかなかのものでした。実物かっこよさそう?

 本昨は、ハリウッドでも活躍するアジエンスな美人女優、チャン・ツィイが初プロデュースし、初コメディの主演を務めた作品で「彼女の魅力を堪能するための映画」という印象は変わらなかったけど、ハリウッド発のラブコメ映画よりもよっぽど面白みを感じた。最近のハリウッド昨はタイトルばかりが目立って、映画は・・・・。マーケティング十分なはずなのに何でだろう???

 映画評論家の人が面白い見方をしていて、なるほど~と思ったんだけど、今回製作は中国。でもメインキャストは中国、台湾、韓国など国際的。ある意味合作と言えるかも。台湾と韓国の男が、中国女にほれ込んで・・・最後にはどっちとくっつくわけ??と思ったら、台湾でした。別に意図的に、じゃないと思うけどー。日本は萱の外ですか、って感じだし。キャストにも入ってないよ!みたいな。

 この映画を見た人はジソブよりも「ピーターホー」の方に惹かれるだろうなー。でも出演したジソブにはそんな事よりも、外国で国内向けに作られた映画に出演することが重要だったようで。自分に興味がなかった人に知ってもらうチャンスだし、韓流のくくりで終わってしまうのが嫌なんだろうな。そして、小さな役でも、足がかりを作ることが後輩に道をつけるという意味でも重要、って発言していたし。なかなかビジネスセンスのある人だなぁという印象を持った。自分の演技力に自信があるからこその発言とも言える。目標はきっと大きいのだろうけど、決してそれを語らず、確実に1歩を進める人だ。地に足もついているし、チャレンジャーなところも良いね~。語学をしっかりと磨いて、頑張って欲しい。

しかし、中国語って難しい。とてもじゃないけど、習得出来そうもない。ハングルは案外そうでもないのがいい。英語がこんだけ全世界に広がったのも、単純な原語だからだろうなー。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 17, 2009

「蛮幽鬼」 劇団新感線 IN新橋演舞場

「蛮幽鬼」見てきました。劇場が会社から近いのが嬉しい。

 いつもの通り、粗筋も何もわからないまま観劇。途中で「モンテクリスト伯」みたいな構成だなぁ~、と思ったら、やっぱり岩窟王が下地になっていたようだ。

 エンタメとして、すごく面白かった。上川隆也も演技上手いし、殺陣もなかなかのもので、さすが~って感じですが、一番良かったのは早乙女太一。今回、帝の妻、みこと(帝亡き後は自分が帝になる人物)の護衛剣士の役どころ。本人も「女形よりも男役の殺陣の方が好き」と言ってるだけあって、殺陣のシーンがメチャメチャよかった。身体は軽いし、柔らかいし、縦横無尽で、まるで殺陣の舞。牛若丸とか眠狂四郎とか、ぜひぜひ演じて欲しい。。声もいいしね♪まだ18歳だから、背も少しは伸びるだろうし、将来が楽しみ。若いってすばらしい~なんて思っちゃいました。

 (以下ネタバレ)それから、照明デザインも秀逸だった。斬るシーンとか、音の効果もあいまって、話を盛り上げていた。新感線は映像の使い方も抜群に上手い。客演の主演組はシリアスな芝居運びで、面白系は劇団員が担当。このバランスもすごく良かった。ストーリーのキーマンの謎の男(堺正人が演じているサジ)の動機ってか、目的みたいなのが??な部分はあるにはあったけど。何で七面倒な陰謀だの策略だの企てたわけ?という事が十分に説明されていなかった気がする。それから、土門がみことに殺される部分もよくわからなかった。かつて結婚を約束した仲の自分を待たずに、権力欲しさに、裏切って大王と結婚した事を恨んでいるという説明だったけど、10年も経ってたら、普通待ってないだろう~。それに、お互いに許しあえばいいんじゃない?とか思ったり。まだみことに未練があって殺せないから、自分が死ぬの?ちょっと短絡的な展開では?と思いながら見ていた。

 よくよく考えたら、3時間の演劇だろうと、50話の韓国ドラマだろうと、面白い構成というか、成功パターンというものは変わらないんだなぁ。とか見ながら思ったり。

Continue reading "「蛮幽鬼」 劇団新感線 IN新橋演舞場"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 14, 2009

毛皮のヴィーナス :イタリア映画(1969年)

 ケーブルTVの番組表をパラパラとめくっていたら「毛皮のヴィーナス」の文字が飛び込んできた。も、もしや・・・?と思ったらやっぱりそうだった。ラウラ・アントネッリ主演の映画。前から気になっていた。けど、昔の、しかもマイナーな映画だけに、レンタルDVDに置いてあるかも不明。『官能エロス』の類だし。

 予約録画をして後日視聴。視聴前の番組説明でわかったのだけど、「マゾ」という言葉の語源になったという原作を元に作られたらしい。内容が強烈。性の自由、表現の自由をギリギリまで追求した映画。今、ここまでの内容の映画にはお目にかからないな~、と思う。作れないのかも?!今の方がある意味規制が厳しいし。

 とにかく、この時代の映画は自由。特にイタリア映画。監督が「作りたいもの、作った」という感じ。監督の性癖カミングアウトなのかなー?とか見ていて思った。それだけではなく、カメラワークとか撮り方も良くて。誰かに出会って、ドキドキする感じとか、変に気になる・・みたいな動作とかうまく表現されている。こんな仕草、こんな部分に惹かれて・・ってのも画面を見ているだけで十分伝わってくる。普通なら「変態」って思われるような人達が出てくる映画だけど、何故だか気持ち悪さは無くて、開放感に溢れている。

 が、間違っても真昼間に家族で見るような映画ではない。見るなら夜中に、ひっそりと・・・

 アントネッリ20代の作品。脱ぎっぷりはすばらしい。しかし、アントネッリは30代の方が全然色っぽい。特に顔が綺麗とかでもないし、太ももは太いし、足も細くて長い~って訳じゃないのに、何でこんなにセクシーなのか。

 かの巨匠、ヴィスコンティが「女神の裸体」と絶賛したというけれど、本当に印象に残る人なんだよね・・・。

 1960年代、70年代は映画の黄金期だと思う。やっぱりこの時代の映画っていいな~。
 

| | Comments (0) | TrackBack (1)

«コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ